3週間分採取し、冷蔵庫で保存していたブルーベリーが最初のものは乾燥し、干しぶどうのようになってきてしまったので急遽ジャムを作ることにした。
一口にジャムを作るといっても気持ちの上でも体力の上でも「ヨーシ!」と気合いを入れて取りかからないと約3~4時間の集中力が持続しない。
今回は約5kgのブルーベリーの実をきれいに洗い、水切りをし、その間、瓶と蓋を洗い熱湯で5~10分間殺菌をします。
ブルーベリーはステンレスの大鍋に入れて強火で焦げ付かないように注意しつつ約20~25分間煮詰めます。【絶対に水を入れてはいけません。】
アクをきれいに抜き、2.5kgのグラニュー糖を徐々に加えつつかき回します。
今回はレモン1.5個を絞りジャムの中に入れました。
その理由は晩成種は皮が硬くジャムの固まるペクチンの溶出が足りないようであることと、糖度は高いが酸味が低いのでそれを補填する意味で加えました。
殺菌したビンにジャムを充填し、ビンの縁をきれいに拭き、軽く蓋をします。
蒸し器の中に入れ、20~25分殺菌します。
その後、ビンの蓋をきっちりと閉め、5分間程度殺菌します。
殺菌が終了したら熱湯に入れ綺麗にビンを洗い、逆さまにして冷まします。
洒落たラベルなどを貼り完成です。
完成後、ビンの蓋の方に空気が来るようにし、蓋を爪で叩いてみます。
硬い金属音のするものは良品です。
逆に鈍い音がするものは抜気が上手くいかなかったもので、冷蔵庫に入れ、早めに食するか、再度やり直します。
きっちりと作りますと1年以上保存可能です。