昨日採穂したブルーベリーの新梢はクーラーボックスの中で一昼夜保管し、今日、第3農園で挿し木をしました。
床土を事前に用意していたので、直ぐ作業に取りかかることが出来ました。

午前中、お世話になったIさん宅に電話をすると本人は旅行に行っているとのことでした。
奥さんに農園に来て頂き、ブルーベリーの摘み取りをして頂きました。
午後はH木材店、御曹司のIさんが農園に来た。
ウッドチップを敷きつめた状態を見て頂き、成果品もお土産に持ち帰って頂いた。

小生なりの挿し木を成功させる基本的な事項は
第1に、無菌状態とは言いませんが、清潔なベット(トレイ)を使用すること。
第2に、床土には未使用の用土を使用すること。使用済みの用土を使う場合は殺菌、無肥料状態にすること。
第3には、適正な穂木を確保すること。
その他、発根するまでは灌水作業は怠らないことと、清潔な水を使用すること。
更に、発根するまでは絶対に抜き取って見ないこと。(挿し木の神様はこれを一番嫌います。)
それ以外は、いろいろご自分で経験して、成功率を高めて行って下さい。

今年の1月2日に播種をした一部を披露します。
左からブルーシャワーとウッタードの自然交配種、♀×♂ともにRE系の交配種、写真一番右はRE系の♀×SHB系の♂で出来た種子からの発芽です。
染色体の数からすると元来成立しないのですが、時として出来るとのことです。概ね3年後が楽しみです。

左からブルーシャワー、ウッタード、K-スペシャルⅡ、K-スペシャルⅠです 昨年挿し木をしたNHB系のチャンドラーです