天気予報に反し、起床した時から雨が降っていて、労働意欲十分なところ、出鼻をくじかれてしまいました。
10時過ぎに小生だけで第2農園へ行き、白菜の芋虫取りと、ブルーベリーのRE系クライマックスの剪定を行いました。
クライマックスの樹勢は開張性が強く、成木になりつつありますが、常に広がろうとしているので整枝には手間がかかります。
開張しているそれぞれの枝を紐で縛り、中心に刺した太い支柱に引っ張って止め、直立性と同じ様な樹勢にします。
5本行っただけで約2時間以上かかりました。切り落とした剪定枝を集め、挿し木をすることにし、第3農園へ向かいました。

既にお昼は過ぎていましたが、昼食を摂らずにハウス内のパッションフルーツを観察したところ、萼(がく)の枯れた所がカビて来ていました。
萼のカビが果実の柄に移ると、未成熟のまま落果してしまうので、急遽萼を取り除きました。
その後、第2農園から持ってきた穂木を選別し、秋挿しの発根状況を見ようと思います。
丹波の黒大豆は、早いものは莢がパンパンに膨らんできましたが、中にはペチャンコなものもあり、子実を採るには可成り日にちがかかりそうです。
春に蒔いた小柿の苗は、小さなポットで狭いトレイに密植していますが、思ったより軸はしっかりしていて、来春の接ぎ木が楽しみです。
3時半頃に一段落したので、ハウス内で昼食を摂った後、農園内をゆっくりと観察して歩きました。

丹波の黒豆です、収穫までには未だ時間がかかりそうです 今春蒔いた小柿(柿の原種)の実生苗、来春の接ぎ木には最適の太さ

久し振りに今日は妻も農園に出掛けました。
昨日は丸1日間雨が降っていて、第2農園のアバウト雨量桶は、約100㎜の降水量でした。
妻は菜っぱ類の収穫を行ったり、芋虫の類をピンセットで捕っていますが、とても間に合いませんでしょう。
小生は、白菜にコナガやヨトウが取り付いて被害甚大なので、義兄(よしとものお店)が作って販売している木酢液(籾殻薫炭酢酸液)の精製前の原液を2倍にうすめ、消毒などに使う手動噴霧機で吹きかけてみました。
どの程度効果(忌避的効果と思います)があるかはハッキリしませんが、1年ほど前に戴いたものを初めて使ってみました。

今年は雨が多いからなのでしょうか、ブルーベリーの花がいっぱい咲きました。
第2農園では、特に、SHB系(Southern Highbush Blueberry)の花は春より大きく、綺麗に咲いたようです。
RE系(Rabbiteye Blueberry)の整枝・剪定の後、昼食を摂り、第3農園へ向かいました。
第3農園では、妻はかぶ、野沢菜などの間引き、小生は園内を見回りつつ、一昨日と同様、新梢の先端が止まっていないものを摘み採って廻りました。
稲ワラの取り込みなども考えましたが、水が溜まっていて水田がぬかるので、取り止めました。

SHB系のシャープブルーの花です SHB系のオニールの花です
涼しくなったらマリーゴールドが一気に咲きました

朝から雨模様、晴れれば農作業のメニューは幾らでもありますが、こんな時は家の中でのんびりするのも良いのかも・・・
ゆっくりと起床、ラジオを聴きながらベランダに降る雨などをジーと眺めているだけで、時だけが進んでいきます。
朝食後、PCを動かして、興味あるサイトを開き、ゆっくりと読んだりしました。
特に、世界旅行をしている資延研二さんご夫妻のサイトや獣医の岡井健さんの「そりゃおかしいゼ」(食糧危機 等)などを開いてゆっくりと読んでみました。
いつもは、農園と自宅の往復で、ラジオ中心の情報収集では世間がどんどん狭くなって行くので、良い刺激になりました。
明日以降、晴れる日が続きそうなので、田圃の稲ワラを立て掛けて乾燥させたり、運んだりと沢山の作業があります。
第2、第3農園の野菜管理や、ブルーベリーの整枝・剪定作業もいっぱいあって、何を優先させるか思案中です。
只、同じ作業を続けると、還暦の虚弱な体に応えますので、次から次へと浮気っぽく作業をしようと思っています。

今日も1人で第3農園へ。
昨日、パッションフルーツには十分潅水したにもかかわらず、根元は乾き気味で、水を欲しがっている様なので、たっぷりと潅水。
その後、野沢菜が密生しているので、間引きをし、根を洗ってクーラーボックスに収納しました。

RE系の新梢の先端が未だ生長しているので、枝が早期に硬化する様、爪先で摘み取りました。

遅蒔きのきゅうりの根で育ったきゅうりが大きくなったので4本収穫しました。
自根のきゅうりの皮は柔らかく、歯ごたえがソフトで、香りが良くて美味です。

RE系のメンデイトーの花が沢山咲いてしまいました NHB系のアイバンホーも咲きました、白い花がとてもきれいです
自根きゅうりの収穫です、皮が柔らかく香も最高です 野沢菜とブロッコリーです、野沢菜は間引きをしてきました
秋蒔きごぼうです、春までどれくらい残るでしょう

昨日、ポット苗には2回潅水したのですが、乾いていた土は水を弾いていることが多々あるので、今日は慎重に潅水を行いました。
農園野菜区では八つ頭の茎が倒れているので、これを抜き取って皮を剥いて干しました。

当地も朝夕めっきり涼しくなって来て、最高気温も22~23℃程度になって来たので、鉢植えのパッションフルーツをハウス内に入れました。
これで、温度が上がって熟度が加速することになり、早く果実が落果するでしょう。
ハウスを閉めきったままにしますと、日中は40℃を超えてしまうので、ドアを1/4ほど開け放しにして蒸れないようにしています。

第3農園東区、黄緑色の葉が少なくなりました 編み笠を被り、ポット苗の草をピンセットで抜いているところです
鉢植えのパッションフルーツ、そろそろ落果するでしょう ハウス内のパッションフルーツは大きさが揃って来ました