昨日採穂したブルーベリーの新梢はクーラーボックスの中で一昼夜保管し、今日、第3農園で挿し木をしました。
床土を事前に用意していたので、直ぐ作業に取りかかることが出来ました。

午前中、お世話になったIさん宅に電話をすると本人は旅行に行っているとのことでした。
奥さんに農園に来て頂き、ブルーベリーの摘み取りをして頂きました。
午後はH木材店、御曹司のIさんが農園に来た。
ウッドチップを敷きつめた状態を見て頂き、成果品もお土産に持ち帰って頂いた。

小生なりの挿し木を成功させる基本的な事項は
第1に、無菌状態とは言いませんが、清潔なベット(トレイ)を使用すること。
第2に、床土には未使用の用土を使用すること。使用済みの用土を使う場合は殺菌、無肥料状態にすること。
第3には、適正な穂木を確保すること。
その他、発根するまでは灌水作業は怠らないことと、清潔な水を使用すること。
更に、発根するまでは絶対に抜き取って見ないこと。(挿し木の神様はこれを一番嫌います。)
それ以外は、いろいろご自分で経験して、成功率を高めて行って下さい。

今年の1月2日に播種をした一部を披露します。
左からブルーシャワーとウッタードの自然交配種、♀×♂ともにRE系の交配種、写真一番右はRE系の♀×SHB系の♂で出来た種子からの発芽です。
染色体の数からすると元来成立しないのですが、時として出来るとのことです。概ね3年後が楽しみです。

左からブルーシャワー、ウッタード、K-スペシャルⅡ、K-スペシャルⅠです 昨年挿し木をしたNHB系のチャンドラーです

今年は休眠枝挿しが少なかったので、緑枝挿しで頑張りたいと思い、今日は第2農園で新梢の採穂を行いました。
NHB系5品種、SHB系4品種、RE系3品種で総計約500本程度と思います。
少々蒸し暑いので、下葉を取りつつ水の入ったバケツに入れ、品種ごとにビニール袋に詰め、クーラーボックスに保管します。
地味な作業ですが、これを怠ると挿し木の成果は上がらないように思います。

作業の合間、野菜区が気になり、「長ねぎ」の畝上げと「だいこん」「小松菜」の種蒔きのための畝作りを行いました。
長ねぎの畝上げと言っても土が硬いので、籾殻を沢山撒いて取りあえず柔らかくし、蛎殻を撒いてから畝を上げました。

玉ねぎ収穫跡はそのままなので、「小松菜」と「だいこん」を蒔きました。
特に、だいこんは畝を高くし、土を足で固め、更に土を載せ、レーキで均し水をタップリかけて蒔きました。

明日以降、しばらく天候はくずれる様ですから、種蒔きや挿し木などには良いと思います。

長ねぎの畝上げをしました ミニトマトがようやく赤くなりました
馬鈴薯の花、品種はワセシロです だいこんの花です
にんじん、ごぼうです

明日以降、天候が芳しくないので第2農園の収穫を1日繰り上げて収穫することにし、妻を車から降し、小生は第3農園へ。
第3農園幼木の元気がないので、硫安を少々施し、ポット植のもだけは灌水を行いました。
ご近所のIさんがオートバイで来て、ワラビと冷たいお茶を持ってきてくれました。
折角来られたので、ヒヨドリ専用に摘み取らないで残しているノースランドとシグネクトを摘んで頂き、ほんの少しを奥さんに持ち帰って頂きました。
12時を過ぎていましたが、灌水作業を行って第2農園へ向かったのは1時頃でした。

第2農園にて、妻と遅い昼食を摂ったあと、収穫作業を優先して行いました。
今日から、新たにミスティー、シャープブルー、マグノリアが少量収穫できました。
引き続いてブルーベリーの根元周辺に硫安を少しずつ施しました。

隣の緑米を植えた水田をみると、欠株がかなり見られたので、急遽、補植作業を行いました。
天気予報は終日曇りでしたが、昼以降日射しが強く、とても暑かったので早々に帰宅しました。

ミスティーです シャープブルーです
マグノリアです

久々に軽トラを使って、第2農園から第3農園にワラを運び、野菜区の山芋を植えた畝周りに敷きました。

先日ブルーベリーの摘み取りをしたのですが、雑に摘み取ったため、今日、丹念に摘み取りを行いました。

次に、ポットが小さかったため、先日、2日間の留守の際にかなり新芽が枯れてしまったので、15㎝ポットに植え替えました。
なかなか、効率が上がらず、午後4時間以上行ったのですが、43ポットを植えたにすぎません。

ハウスの中のパッションフルーツは3つ実を着けている枝は安定し、第1果は楕円形から球形になり、果肉が充実する時期に入りました。
別の枝の花がやっと咲き始め、これからは次々に咲き、受粉が忙しくなると思います。

パッションフルーツ3兄弟です 隣の枝の花が咲きました、蕾が順番待ちをしいます
本日移植した苗です

晴れた日が続くのは喜ばしいことですが、自動潅水設備が無いので、昨日に引き続き丹念に潅水をしました。
特に、ポット植の場合、一度カラカラに乾燥すると水を掛けても留まらず、素通りしてしまいます。
二度三度としつこい程に潅水しないと用土に馴染まないので、少し時間を置いて3回行いました。
妻は、ネット周りの草取りを黙々と行っていた様でしたが、日陰で居眠りをしています。

野菜区の雑草は見たくもないのですが、現実は写真の通りなので、日中の一番暑く、表面が乾燥しているときに削り取りました。
削り取った草はそのまま放置し、今日のような陽気の場合、カラカラに乾いてしまいます。
運悪く雨などが降ってしまいますとやり直しになってしまいます。
要は、草取り日和は乾燥していて、カンカン照りの日が最適と思います。
但し、夢中にやりすぎると熱射病になってしまうので、時々休みを取りつつ、十分に水分補給をすることでしよう。

ミツバチの巣箱の周りにスズメバチ用のトラップを置き放しなので、中の水を替えに行って見ると、大スズメバチが一匹入っていました。
(2つのトラップには既に息絶えたスズメバチは山の様)
ピンセットで挟み、小さなペットボトルに入れてみましたが、とても力が強く、危険なので真似はしない方が良いと思います。

急遽、加工等の件で最寄りの保健所へ行くことになったので、4時半頃にあがって出掛けました。
今回は、種々尋ねた事項を的確に答えて頂き、気分良く帰ることが出来ました。
只、退庁時刻少し前に伺ったため、職員の方々には済まなかったと思っています。
自宅に着いたのは8時頃になっていました。

野菜区の雑草、これ以上繁茂するとギブアップします トラップに入っていた大スズメバチ 、迫力があります