真夏の暑い盛りに、草取りを怠ったため、期待していた甘藷は殆んど細物になっておりました。
まー、全く収穫が無かった訳ではありませんが、夏場の雨不足もあり、予想以上の減収でした。
里芋の女早生の初掘りを行いましたが、小芋の付きが芳しくなかったので、今年は大幅な減収になります。
水不足の影響が残っているセレベスは、茎の丈が半分以下なので、ズイキの収量は例年の1/4程になりそうです。
ズイキは土埃まみれなので、家に持ち帰り、タワシを使い、水道水で洗い流し、一旦萎びさせてから皮を剥き、天日にてカラカラに乾燥します。
乾燥ズイキづくりは手間のかかる作業です。

10月と言えば、澄み切った青空がイメージされますが、このところ相変わらず、曇天の日が続いております。
菜っ葉類はモヤシ状態に育ち、陽の光が当たらないと中々丈夫に育ってくれません。
昨日収穫した小松菜などは、茎が軟弱で、茹でるとかなり目減りをしてしまいます。
今日は、Iさん農園にて、短茎自然薯収穫跡に小松菜3品種とほうれん草2品種を蒔きましたが、小松菜の1品種のみが国産(宮城県)で、その他の種子は外国産でした。
従前から品種改良が行われていて、昔ながらの小松菜はどれなのか、全く分からなくなって来た今、何品種かの種子を購入し、試しに蒔いてみました。
ほうれん草も、昔ながらの赤い根のものが少なくなり、葉は刻みが殆んど無いものが増えてきております。
冬場、ヒヨドリなどは、刻みの無い西洋ほうれん草には目もくれず、刻みの入った日本ほうれん草に集り、ギリギリ芯の部分まで啄んで立ち去って行きます。
まー、はっきり云いまして、日本ほうれん草は美味いのです。
そんな訳で、11月頃には粗目(4mm)のネットを張る予定にしています。
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昨日、短茎自然薯を全て掘り取り、菜花2品種を移植後、ほうれん草を蒔く予定でしたが、雨が降り出したので、取り止めました。
ほうれん草は、例年発芽後、暫くすると根切り虫などにより、壊滅的な被害を被っております。
まー、播種前に石灰窒素などを撒けば解決するのでしょうが、播種までに日時を要するので、何も処置をせずに蒔いております。
先ず、牡蠣殻石灰を多目に撒き、小型管理機にて2回撹拌後、約90cm幅の畝立てを行い、レーキにて4条の蒔き溝を作って千鳥蒔きを行いました。
今日はとても涼しく、作業中は軽く汗ばんだのですが、作業が一段落すると冷えてしまい、風邪でも引いては一大事なので、早々に引き上げた次第です。

朝から雲が低く、どんよりとしているので、雨に濡れることを覚悟し、Iさん農園に出掛けました。
短茎自然薯の掘り取りが未だ3畝残っているほか、ムカゴを蒔いた種どりの2畝も残っているので、これを全て掘り取り、跡地には菜花を移植することとしているので、気合を入れて出かけました。
菜花は、リスク分散のため、「春立ち、三陸つぼみ菜」の2品種を十余一農園の苗床にて育てておりましたが、少々伸び過ぎてしまったので、移植を急いでおりました。
途中、小雨が降り出し、合羽を着ての作業となりましたが、13時半頃植え付けを完了したので、掘り取った短茎自然薯を車に載せ、帰宅後に遅い昼食を摂った次第です。
短茎自然薯の栽培は、蔓が支柱に巻き付き、上に伸び始めると、夏場地面が草に覆われても、植え付け時に、元肥と栗の葉堆肥などの有機物を大量に施すことにより、殆んど薯の減収は無い様に思われました。お試しあれ

午前中は小雨が降ったり止んだりで、農園行きを邪魔している様な空模様。
雨が止んだら出掛けることとし、テレビを観ながらゴロリとしておりました。
昼食後、雨が上がったので、直ぐに出掛けることとし、先ず、Iさん農園に行き、妻は短茎自然薯を掘り始め、小生は十余一農園に行き、なすとピーマンを収穫した後、小型管理機、牡蠣殻石灰、化成肥料などを載せて戻り、手で掘り取れない短茎自然薯はスコップで掘り取りました。
収穫したての自然薯の肌はとても軟で傷付き易いので、暫く静かに乾燥させた後、洗浄、乾燥後、ヒゲ根を処理する予定です
まー、ムカゴから育成した種芋を使った割には、ソコソコ良品が採れた次第です。
只、今年はムカゴが不作なので、来年の種芋の育成は縮小せざるを得ない状況になっています。