信州の朝はめっきり涼しくなって肌寒いほどです。
朝の散歩をしながら竹馬の友のKさんと再会し、しばし歩をすすめながらの語らいでした。
お互い年をとったものの、気心を知っているので和やかな一時でした。
朝食後、何故かしら落ち着かない1日が始まりました。

午後2時過ぎに、リンゴ園を経営するMさん宅を訪ね、美味しいリンゴ(千秋、秋映、シナノゴールド、シナノスイートなど)を分けていただきました。
実家に戻って剥いて戴いたところ、とても美味でした。
夕食には秋の香りの筆頭、松茸ご飯を炊いていただき、大満足でした。

訳ありで、妻、息子、娘を連れて急遽信州へ
途中、横川のサービスエリアで休憩、よく晴れわたり、空気も乾いていて、重い気持ちも軽くなりました。
しばらくの間、信州に滞在します。

横川のサービスエリアにて一時休息

パッションフルーツの伸び過ぎた蔓を切り、陽の当たりを良くしたところ、薄暗かったハウス内がとても明るくなりました。
花が咲いても、受粉はそろそろ止め、ハウスを閉めきり温度を少し上げ、果実の肥大を促したいと思います。
ブルーベリー苗ポットに生えている雑草を抜き取りました。夕刻まで頑張りましたが、1/3ほど残ってしまいました。

パッションフルーツの蔓を取り除き、陽当たりを良くしました

第2農園にて、妻が残っている小松菜をすべて収穫し、その後に小生が3寸人参を蒔きました。若干遅いのですが、ビニールを覆う予定です。
そのほか、RE系の夏枝と申しますか、混み合っている部分の枝を除去し、残りの枝に陽当たりを良くしました。

途中、第2農園オーナーの奥様から電話があり、共同管理水田のお米を120㎏分配してくれるとのこ。とても多いのでびっくりでした。
早速、10㎏を胚芽米になるように精米をして頂きました。
12時を過ぎましたが、昼食は第3農園へ行って摂ることにし、荷物を片付けて出発。

10月中旬ともなりますと、真夏と比べ陽射し、気温ともに穏やかなので、丸1日潅水をしませんでしたが、第3農園の苗は元気でした。
早速丹念に潅水したあと、農園を巡回しました。

妻は昼食の弁当を食べていますが、実家から訃報が入ったので小生は食欲がありません。
そこで、ビニールハウス内にある、パッションフルーツの伸びた蔓を切り払い、果実の付いている枝葉の陽当たりを優先させました。
殆ど放置したままになっていた枝が、スッキリとし、陽の差し込みが良くなったので、果実も美味しくなると思います。
今まではすべて鉢植えで、温室栽培と、露地栽培を行っていましたので、地植の威力は実感していませんでした。
地植のハウス栽培は今年が初めてで、蔓の勢いは強いうえ、着果数も多くて安定し、実の大きさも一回り大きいようです。

空腹感が無いものの、取りあえず弁当を開け、お茶で流し込んで済ませました。
昼食後、里芋(土垂れ)の第2回目の試し掘りをしましたが、早すぎたので2株で止めました。

「しいな 」とは

 
「実るほど 頭を垂れる 稲穂かな」「現実はしいな多し」 第2農園全景、緑米の稲が倒れて惨めです

兄の病気見舞いのため信州へ、交際範囲が広かったのでしょう、お見舞いのお客さんがひっきりなしに来られました。
義理の姉の対応は大変なもので、看病している方が参ってしまいそう。
親戚や、兄のお友達も県外からも来て戴き、有り難く思った次第です。
小生は一旦実家に立ち寄り、仏壇の両親にお線香をあげ、3時過ぎには帰りの新幹線に乗りました。

お土産には今頃から旬となる信州りんご各種をゲットした次第です。

隣の座席には、能、狂言などの謡曲師、宮下 功 様が乗っておられ、色々と面白いお話をお聞かせ頂きました。

旬を迎えた信州りんごの各種、味は抜群です