昨日の天気とは違って、北からの風は穏やかに吹いてはおりましたが、空には雲一つない暖かな一日でした。
そんな中、十余一農園に行ってみると、流しの中のポリバケツには久々に7~8ミリ程度の氷が張っておりました。
園内を巡回してみると、ラビットアイ系クライマックスの未剪定箇所があったので、朝から重点的に剪定を行いました。
強く伸びた徒長枝の根元が直径10ミリ以上あるので、気合を入れて切らないと一気には切り取れません。
大暴れ状態になってしまった原因は、夏の長雨により、果実が未成熟のうちに蕩け(トロケ)て落果してしまったので、残っていた栄養分が樹に回り、新梢をより勢いづかせてしまったのではないでしょうか。
特に、クライマックスの果実は、大粒で、良質ですが、雨に遭うと未熟の果実まで水を含んでブヨブヨになり、落下してしまうのが欠点です。
そんな訳で、一時はポリフィルムを張って雨除けをと考えたのですが、今だ行なわず終いになっております。
例年のことですが、クライマックスの熟期には、雨が降らないことを願っている次第です。