柿などの露地にできる果物が無くなってくると、ムクドリやヒヨドリが白菜などの葉を啄みにやって来て、放置していると丸裸にされてしまいます。
そんな訳で、朝一、先ず白菜の上にネットを置き、スーチールの支柱を差し込み、引き上げて麻紐でネットを固定させ、四方のネットの裾には支柱を縫い通して重りにし、風などで浮き上がらない様にしました。
毎年行っている短純な作業ですが、慣れることはなく、完了するまで、行ったり来たりで、約1時間半程度かかりました。
その間、妻は以前掘りかけていた甘藷の畝を、手掘りにてコンテナ1つほどを掘って搔き集めておりました。
その後、甘藷の葉をよく見ると、霜が降りた様に、葉が黒く萎れ始めていたので、これ以上植えて置いてもイモは育たないと判断し、すべて掘り取ることとし、18m×2畝の甘藷を番で掘り取り、十余一農園に運び込み、根切などを行ないながら選別し、ビニールハウス内にコンテナを並べ、ビニールを被せ、約1週間前後キュアリングを行い、貯蔵性を高めることにします。
今年の甘藷は、7月の長雨や日照不足により、生育は極めて不良で、逆に8月は干ばつが続き、蔓が殆ど伸びず、委縮してしまったので、イモの肥大する余地がありませんでした。
9月に入り、時々降る雨に少しばかり助けられ、蔓の成長も見られましたが、イモの肥大は一向に進まなかったので、大きさは例年の7割前後ですが、当方、別に商売をしている訳ではありませんので、今年は今年として、納得して納めることにしております。
甘藷の作業終了後、天気も良いことですし、未だ明るいので、ラビットアイ系のブルーベリーの剪定を1時間ほど行った後、手仕舞いをして帰宅した次第です。

近々ディーラーさんに車の面倒をお掛けすることになり、常日頃は洗車を怠っているので、酷く埃まみれになっておりました。
更に、車内は荷物を入れ放しにしておりましたので、夏物の着替えまで入っていたりで、片付けにかなりの時間を要してしまいました。
車内には日々、収穫した作物を泥付きのまま入れて運んでいるので、大きなビニールシートを敷いてはいるものの、長い間に土埃がはみ出していて、掃除機で吸い取ったり、吸い取れない細かい塵は粘着ロールのクルクルに張り付けて除去した次第です。
清掃中、何時もお世話になっているねぎ専業農家のO様から連絡が入り、「ねぎをあげるから持ちに来るように」との事でした。
O様から戴いたままになっていた落花生のオオマサリの種子、O様は栽培されなかったということなので、今年、Iさん宅の畑で収穫した落花生のオオマサリの種子を約半分持参しました。
暫しO様と世間話などをさせて戴き、お暇時に、6種類の野菜(ねぎ、巨大なタケノコイモ、キャベツ、ブロッコリー、青瓜、白菜)を戴いてしまい、恐縮して帰宅した次第です。
特に、白菜と青瓜は小生が持参した苗で丹精込めて栽培されたものを当方が戴いてしまった訳でありまして、恥ずかしい話、後追いで植えた青瓜の苗は途中で虫に喰われて全滅、白菜(60日)も根切り虫に喰われ、これも全滅状態になってしまいましたのに、O様は殆ど欠ける事なく育て上げておりました。
農園を前に、圧倒されてしまい、写真を撮るのを忘れ、帰宅してしまいました。

Iさん農園の10本の栗のうち、5本の面積の約半分、(要は1/4の面積になります)の栗のイガを、10月26日にかき集めたままになっておりましたが、本日、番にて出掛けて午前中にすべて片付けることが出来ました。
まー、午前中と申しましても12時半過ぎになってしまいましたが、我妻は11時頃にはリタイヤしておりまして、12時の時報と同時に弁当を開いていた次第です。
栗の植栽個所は少々傾斜になっていて、婆様には坂は厳しい様でしたので、休んでもらった次第です。
栗のイガを集めるのはスチールの熊手にて呼吸を整えて、急く事なくリズミカルに搔き集めることが大切なことで、決して焦ったり急いでは長続きしないのです。
所々に搔き集めているイガを、箕に入れて軽トラの荷台に乗せ、大木の栗5本で満杯になったので、Iさん農園東側の土手に廃棄しましたが、2~3年程で跡形もなく朽ちると思っています。
その後、孤独な昼食を摂り、十余一農園に移動し、急に涼しくなってしまったので、なすの肥大は止まってしまいましが、意外とピーマンの成績が良く、かなり収穫が出来ました。
その他、急に伸びて来たほうれん草を収穫したり、中葉春菊を収穫したりした後、暫くラビットアイ系クライマックスの剪定を行いましたが、日が西に傾いて来たので、手仕舞いをして帰宅した次第です。
今朝は未だ乾いていなかったセレベスのズイキ、帰ってみるとカラカラに乾いていたので、取り込んで冷蔵庫に収納しました。

一昨日、十余一農園から刈り取って来たセレベスの茎をベランダに干しておりまして、表面の皮が萎びて来て、繊維が切れなくなってきたので、ベランダにて皮を剥き、3段の網籠3つを使い乾燥していましたが、今日の天気ではシンナリと乾く程度で、芯までカラカラには乾きませんでしたが、明日の予報は終日晴天の様なので、期待しております。
Iさん宅から戴いて来たセレベスの茎は、昨夜、夜なべ仕事で約半分ほど洗い、ベランダの空き部分に並べて乾かし、シンナリと萎びるまで乾かした後、皮むきを行います。
此の皮剥き、意外と苦戦しておりまして、剥き方はカッターナイフにて傷を入れてスーッと剥くのですが、新鮮な茎は皮の繊維が切れてしまうので、一定程度萎びるのを待つ訳です。
まー、これ以上困るのは茎から出るアクが強く、指が真っ黒に染まってしまうのですが、ゴム手袋をして行うと、不都合なことが多々あるので、小生は素手で行っております。
只、このアクが簡単に洗い流すことが出来ないので、軽石で擦り、一皮剥く程度のことをしないとキレイにならないことで、連日の皮剥きを行うことは苦痛になります。
そんな訳で、連日の皮剥きは行わないようにしております。
因みに、我妻はセレベスの茎には近づこうともしないのです。

本日は番にて、Iさん宅屋敷内の畑にて、セレベスと甘藷の掘り取りのお手伝いを行いました。
まず、セレベスの茎を刈り取った後、三ツ俣鍬にて掘り取り、親芋と小芋とに仕分けを行なった後、ビニールハウス内にて親芋と小芋を入れ、暫くの間、根と茎が朽ちるのを待ちます。
引き続き、Iさんが甘藷の蔓を切り、妻とIさんがイモの表面を手掘りした後、小生が三ツ俣鍬で掘り取り、一輪車にてビニールハウス内に運び入れ、ビニールシートを覆い、約一週間ほどキュアリングを行た後、土室に入れて冬越しを行います。
今年は8月の大干ばつでしたが、Iさん宅の畑は常に畑が潤っていたので、甘藷の生育は芳しかったので、驚くほどの収穫量でした。
その後、Iさん宅をお暇し、十余一農園に行き、生育の滞って来たなすとピーマンを収穫した後、春菊の初収穫を行った次第です。
Iさん宅にてお茶菓子などを戴いたので、昼食をパスし、ブルーベリーのクライマックス一列の剪定をほぼ8割方仕上げ、急に日が短くなって来たので、早々に手仕舞いを行い、夕日に向かいながら帰宅し、夕食に近い昼食を摂った次第です。