泥付きの里芋は、そのまま台所に持ち込むことは出来ませんし、人様に差し上げる場合でも、少々お化粧をしなければ、有難迷惑になってしまうでしょう。
そんな訳で、一定期間保存する場合、水洗いを行いますと、乾き過ぎてしまったり、傷みが早く来ますので、当方と致しましては自家用にする場合でも極力洗わずに、イモの毛羽を取って使っております。
この、イモの毛羽はとても厄介でして、中々取り除けないので、乾いたタワシや荒縄、ネットの切れ端などを使い、擦って落としておりますが、専業農家さんの場合は、専用の毛羽取り機を使っている様ですが、当方、それほではありませんので、手作業で行っている訳です。
本日は、午前1時間、午後1時間ほど毛羽取りを行いましたが、結構両手の指がマヒして来るほどに疲労した次第です。
結果、実際に仕上げた小芋の量はご覧のとおりでありまして、何と、手間の掛かるイモなんでしょう。
日暮れ時、ベランダに上がってみましたら、ムクドリの大群が電線に止まって騒いでおりましたが、ご近所さんが居付かれると迷惑になりますので、何やら音を立てて追い払っておりました。

ベランダにポット蒔きをしていた、莢えんどうとスナックえんどうの苗が、少々大きくなってしまい、強い霜が降りるようになった今時に移植するのは少々遅すぎたとは思いましたが、止むを得ず本日Iさん農園まで行き、移植を行ってきました。
先ず、枯れ草などを刈り払い機にて刈り取った後、熊手にて草を除去をして消石灰、鶏糞、化成肥料を撒き、小型管理機にて攪拌後、大型レーキにて4畝を立て、少々圧を掛けて畝を固め、莢えんどうと、スナックえんどうの苗を畝の上に配置した後、適宜穴を開けて植え付けを行いました。
当地は、既にかなり強い霜が降りておりますので、凍結して枯れてしまう恐れがありますので、定植後、苗周りに籾殻を振り掛けてみましたが、果たして効果は如何。

一昨日蒸した甘藷、冷蔵庫に入れっ放しにしておりましたが、今朝取り出しまして、3段ネットの籠に入れて乾かし始めました。
何時もの事ですが、当方では強めに長時間蒸しておりますので、少々水分を多く含んでいて、ベタベタしておりますので、外で2~3日乾かしますと、水分が抜けて甘味が増して来ますので、何時もこの方法で行っております。
朝食後、妻を連れ立って十余一農園に向かい、懸案になっておりますブルーベリー園内の枯れ草刈りを行いました。
既に西区は殆ど終了したので、今日は東区のラビットアイ系の畝間を中心に草刈を行いましたが、実際にはラビットアイ系の根元周辺から出ているヒコバエを刈り取ることが主目的で、この作業を怠って2~3年しますと、薮状態になり、空気の流れが滞ってしまいますし、陽の光も十分に入らなくなってしまいます。
元々当方の園は、超密植状態の園ですので、偉そうな事は言えないのでありますが、例年の今頃にはヒコバエを刈り払っております。
園内の一部では白花の【白花野路スミレ(しろばなのじすみれ)の様な】スミレが群生しておりまして、春には可憐な花を咲かせ、楽しませてくれます。

巷では、風速8メートル以上の風が吹かないと木枯らし1号にはならないとか言っている様ですが、体感した人々が「これは木枯らしだ!!!」と感じた時点で、木枯らしと認識すれば宜しいのであって、東京都のお隣の当地では風速8メートルなどは既にクリアしていると思いますし、体感した人々の感想程度で宜しいのではなでしょうか。
想像ではございますが、大上段に構え、溜めて溜めて報道を行う程の事ではないと思っています。
この様な事柄は、もっと大らかに決めて戴いても宜しいのでは・・・。
さて、本日の当地の朝はとても寒く、霜も降りた様でして、野菜は霜に当たりますと甘味を増して美味しくなります。
昨日、刈り払い機を振り回し過ぎ、腰と腹の筋肉が痛みましたので、本日は、軽労働を取らせて貰うこととし、午前中は野菜の収穫、午後は妻の叔母あてに、梱包、発送などを行った他は、ゴロゴロとしてテレビを観て過ごしました。
黄昏れ時、ベランダに上がり、先日持ち帰ってポットに植え付けた春菊の育ち具合を見たり、こぼれ種から次々と発芽して来る桜草の逞しさには感心させられます。

十余一農園に直行し、夏場の草刈りを怠っていたため、ブルーベリーの枝に絡まり、中々倒れてくれないので、後日行う剪定時に整理する予定です。
枯れ草で根元が見えないので、バッサリと大事な本体を切ってしまいますので、新品の刃は何枚もあるのですが、ブルーベリーの木を根元から切ってしまう恐れがありますので、今回は、使い古しで切れ味の芳しくない刃を使った次第です。
案の定、切れ味が宜しくないので、太目の木は刃が当たっても小さな傷がつく程度で、刃を弾いてしまうので、結構安心して使っておりました。
只、スイスイと切れて行かないので、かなり疲労は溜った次第です。
全体の1/4ほど進んだところで、ガソリン(混合油)が切れてしまったので、少々腰回りの疲労も溜って来た様ですし、昼食の時刻にもなったので、手仕舞いをして帰宅。
昼食を摂り、暫く昼寝を行った後、既に洗って干していた小粒の甘藷を蒸器に入れ、15分ほど極弱火で温めた後、45分ほど強火で蒸しました。
蒸した甘藷はベタベタと、かなり水分を含んでおりましたので、ネットに入れて暫くベランダで干すことにします。
蒸している間、泥付きの甘藷を洗った後、ベランダに持って行き、暫く乾かします。